横浜市泉区中田西 K邸
♢外装 リフォーム前
■リフォームコンセプト
今回のリフォームの一番のご要望はまず第1に[耐震]
当社にて耐震診断書を作成しその評価に基づいて
お打ち合わせを重ねいよいよ工事着工を迎える事に、
なんとその翌日に大震災の日を迎えてしまいました。
壁や床を剥がしている最中、地震に耐えて、
計画停電にも耐え工事を進めさせて頂き、
4月下旬に無事竣工。
お写真のようにイメージも若返り、
目的の耐震補強工事で耐震判定も基準の数値を
確保いたしました。
■耐震補強工事のあらまし
木造住宅耐震診断士が現場調査を致します。具体的な
数値による総合評価で、現状の保有必要体力を
ご提示いたします。 工事中でも内部構造が違った
(56年以前の建物には比較的多くみられるのですが)
場合でも、そのつど調査資料を改め、
より揺れに強いお家にいたします。
現場調査
↓
お家の図面作成
補強診断書のご提示
↓
補強提案書のご説明
お見積書のご提示
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質疑応答
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変更・最終図面確認
補助申請書類作成
↓
ご契約
↓
工事着工
↓
完了及び保証書発行
アフターフォロー
■「減築」 という選択
50歳を過ぎてから考える住まいのあり方
年月を経て家族構成も変わり、
家に望むことはそれぞれです。
今回耐震診断をさせていただいたK様は
「リフォーム」というご決断をされました。
生活を快適にしたい、質のよいスキなものを選び、
ムダを省き暮らしはシンプルで便利に。
動線に対しても「こうしたらどうかしら」と
常日頃のお考えを率直にお伝えいただきました。
面積を減らしなおかつ
居住性も高めたご提案ができました。
生活ステージを快適にしたい
という前向きなお気持ちが今回のリフォームの
動機となりコンセプトとなりました。
♢リフォーム後
♢もうひとつのコンセプトは「減築」 です。
玄関部分をスッキリさせ面積を減らしました。お庭には大きめのウッドデッキを作り内と外の
一体感を持たせつつ広がりが感じられる「減築」になりました。
旧階段(玄関の正面でした)
→施工途中
玄関正面に吹き抜けを配し空間が広がりました。
リビングから2階へとつながるリビング階段へ架け替えました。もちろん耐震補強も踏まえての設計です。
DATA
■場所 | 横浜市泉区中田西 |
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■構造 | 木造在来軸組工法 |
■内容 | 耐震補強に伴う+デザインリフォーム工事 |
■施工期間 | 45日 |